じっくり語り語られてみよう エントリーNo.14

イベント 『じっくり語り語られてみよう』 に参加し,
作品について語っています.
作品へのネガティブな表記・ネタばれを含む場合がありますが,
イベントの趣旨に乗った上での記述とご理解ください.
他の方の語り記事一覧 → 『No.14: HANSHIN M@STER
 
アイドルマスター HANSHIN M@STER
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1033094
3:15 井川KP
 
 
まず、語る側である私の事前情報を。
1:「アイマス」の遍歴は↓をご参照ください。
 
マイリストから見るアイマスにハマっていく過程
http://d.hatena.ne.jp/sabushin/20081011/1223715653
 
2:「井川KP」に関する知識は後述。
この作品は今回初めて観ました。
3:「阪神」に関する知識はQMAで勉強したくらい。
プロ野球」をほとんど観ないで育っているため、全然知りません。
このような人間が語ります。参考にする・しないはおまかせします。
 
続いて、語られる側の井川KPによる【語り視点の注文】を確認。
1:この作品を見た率直な感想。面白い要素(誉めるべき長所)と
改善すべき要素(良くない短所)を記述。
より細かい方が望ましい。
2:井川KPが野球系のネタを作り続ける姿勢をどう思うか?
 
 
率直な感想は「なんとなく面白い」でした。
事前情報を見ていただいた通り、アイマスに関しても阪神に関しても
深い知識を持っていない人間です。
そのため、この作品の面白い部分を理解し難かったのではないかと思います。
ですが、そんな私が面白いと思った部分も今後の作品作りに役立つのでは
と思うので、以下記述していきます。
 
○ゲーム画面に阪神選手
サムネもそうですが、初っ端からプロデューサーのセリフに合わせて
井川選手が写真出演することで、アイマスキャラを阪神の選手で
再現することが予想できます。
しかし、社長=岡田監督は予想できても「どんでん」表記には笑わされました。
この「どんでん」という語感は阪神を知らない人でも面白いと思います。
 
○各選手のパラメータとコメント
投手か野手かの違いくらいなら知ってますが、各選手の特徴までは知りません。
それでも、藤川の振り切った速球パラメータは笑いました。
おそらく阪神、というかパワプロ好きならこういったパラメータだけで
ツッコミを入れたり、笑ったりできると思います。
それとコメントから各選手とアイマスキャラを繋げるキーワードが見えますね。
私は深く切り込めませんが、例えば
「アンディー・シーツ(先生)」で先生っぽい律子の位置とか、
下柳剛」でマイペースなあずさとか
色々ツッコめる要素が多いとそれにつられて知らない人も「面白いんだな」と
興味をそそられます。
 
以上の2点です。
 
次に改善した方が良くなるかもしれない要素を述べさせていただきます。
 
○最後の実写「JFKインタビュー部分」
あの部分で「完全に実写だこれ」となるわけですが、
「人気者になった」ことを表現するのに、自分達が喋ってしまうと
説得力が減ってしまう気がします。
客観性を持たせるならば、スポーツニュースのキャスターや解説者が
JFKについて誉めている映像の方が良かったかもしれません。
 
蛇足ですが、面白い部分とそうでない部分については
非常に個人的なものだと思います。
人によって笑いのツボは様々ですし、私が提案した改善点も変えたことで
面白くないと言う人もいるでしょう。
人の意見を聞くことは勿論大事ですが、鵜呑みにはせず、それに関して
自分の意志をしっかりと持っていただければと思います。
(釈迦に説法ですが、すみません)
 
 
最後に、「井川KPが野球系ネタを作り続ける姿勢について」
 
私が井川KPを認識したのは↓の動画を観たときです。
 
アイドルマスターMAD 合作組曲ニコニコ動画
http://www.nicovideo.jp/watch/sm3094209
10:45 合作動画
 
この動画における井川KPのインパクトは圧倒的でした。
アイマスMADを観ていたのに突然、実写の野球映像が映され
そのギャップに吹いたことは今でも覚えています。
そして一瞬で脳内に「アイマスで野球」=井川KPという式が
インプットされたのも必然です。
 
おそらくニコマス好きにとって井川KPが野球系ネタを作ることに
疑問を持つ者はほとんどいないでしょう。
 
最近読んだ↓の記事を紹介します。
 
http://www.projectdd.jp/2008/10/geki3.html
 
この中で語っている
「100万人を喜ばせるのではなく、まず隣の人、身近な人、あんたを喜ばせたい!」
という言葉はTV番組「水曜どうでしょう」の出演者である大泉洋さんも言ってます。
「俺はね藤村くん。テレビの前の視聴者じゃなく、あんたを喜ばせたくて
全力を尽くしてるんだよ」
(ソースはDVD副音声のどっかで言ってた気がする程度)
 
まさしく「エンターテイナー」の鑑だと思います。
なぜこの記事を取り上げたかというと、私には井川KPも彼らと同じように
映っているんです。
井川KPはアイマスも野球も好きな人のためにMADを作って楽しませているわけで、
そんなエンターテイナーな井川KPにはこれからも野球系ネタを望む人たちを
喜ばせてほしいと思います。
 
でももし、井川KPが野球系ネタ=井川KPというイメージを
払拭したいとお思いでしたら、野球系ネタをスパっとやめてしまっても
構わないと思います。
それどころか動画作りもやめたいと思うのでしたらやめてしまってもいいんです。
 
動画作成は義務ではなく趣味です。
やりたいときにやって、やりたくなくなったらやめても誰も咎めません。
「自分が面白いことを楽しむこと」が第一ですから。
 
以上です。