じっくり語り語られてみよう エントリーNo.24

イベント 『じっくり語り語られてみよう』 に参加し,作品について語っています.
作品へのネガティブな表記・ネタばれを含む場合がありますが,
イベントの趣旨に乗った上での記述とご理解ください.
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No.24: No.24: 架空戦記アクトマスター 【未完結】
  

 
【リンク】マイリスト 架空戦記 アクトマスター‐ニコニコ動画(ββ) 
井川KP
 
【語り視点の注文】
じっくり語っていただけるなら、がっつりと語っていただきたい次第です。

あっ語の時では、充分な面白さに達しているということを聴くことが出来て、
何より嬉しかったです。
それならば、『なんでこの架空戦記は面白いんだろう』……という理由を
皆さんに語っていただきたいです。
このシリーズからはどのような魅力を感じたでしょうか?
そして、真美様及び取り巻くキャラたちについて、
思ったことがあればそこもお願いします。
 
この架空戦記はそんなに特殊な演出はしてないし、
至極平凡な物だと私は思っていたのですが……。
これはもう、皆さんに語っていただいて紐解いて下されれば、
より嬉しいことはありません。
あと、作者が井川KPってことは抜きにして、お考え下さると嬉しいです。

 
ちなみに以前、私が上で言うあっ語に参加したときのレビューがこちらです。
「真美が神様、亜美がエンジェルという配役の時点で、ドタバタ展開は必至。
展開を説明するナレーションで、知らない人にも優しく解説。
2人のオモシロ暴走を活かしつつ、話を展開させる手腕に期待。」

 
3行全てに『展開』という文字がありますね。ボキャ貧丸出しです。
そんな私ですが、「アクトマスター」の魅力について語ってみたいと思います。
 
 
【1】お約束
 
アクトレイザーは戦闘Aパート(中ボス戦)→クリエーションパート→
戦闘Bパート(大ボス戦)を6度繰り返し、ラスボスへという流れのゲームです。
元のストーリーでは淡白な流れなので、マンネリ化してしまいそうですが、
そこを「お約束」の流れにして視聴者に「またこの流れかw」という
安心感のある笑いを見せています。
 
1つには真美(神様)が地上に戦闘へ赴く際の突き落としシーン。
 

 

 

 
 
毎回手を変え、品を変え、様々な方法で落とされる真美に同情を禁じえない。
と、ともに笑いも禁じえないw
 
他にも毎回登場する住民が真(男)と伊織(女)で「またお前らかw」となったり、
3-A(第7話)からはナレーションでやよいへの無茶振りなど、
視聴者がコメントしやすい流れを毎回入れるのは、
架空戦記をおもしろくする上で、非常に有効な手段だと思います。
 
 
【2】うさん臭いいナレーション 
 
アクトマスターを語る上で、避けては通れないのが、
井川KP本人によるナレーション
文字だけでの味気ない説明では分かりにくい部分も、
人の声を通すことで微妙なニュアンスなどを分かりやすく
伝えられると思います。
 
また、ニコマスではちんこうPや玉ふたつPなどの活躍により、
人の声に対する苦手意識が少ない土壌が、形成されていたことも
ナレーションが受け入れられる要因になったと思います。
 
 
【3】生き生きとした真美と亜美
 
架空戦記亜美真美が主役を張る作品は少ないと聞きます。
それはひとえに、2人の破天荒ぶりが災いしているように思います。
2人だけでは話が進まないという事態も起こりそうです。
 
しかし、そこを上手く活かしてネタへと昇華しています。
 

 

 

 
 
架空戦記はダンスPVと比べると、動画の視聴時間や状況説明が長くなり、
そこでリタイアする人も多いと思います。
しかし、ボケ続ける真美亜美のおかげで30秒に1回くらい、
笑いどころがあります

 
そして、細かいネタにもしっかり食い付くコメント群。
以前の第2回じっ語の際にも言及されてましたが、
自分が知らないネタでも、コメントで笑いが起こっているとおもしろい
というのは、ニコニコ動画における長所の1つだと思います。
 
これだけボケやメタ発言を繰り返すと、2人のイメージが壊れてしまいそうですが、
アイマスキャラとしてのバランスの取り方も上手いと思います。
 

 

 

 
人間たちと接する時は、厳かなふいんきになる真美。
こういう何気ない、真美らしい振る舞いアイマスファンに安心感を与えます。
 
 
【4】動画作成ペース
 
1ヶ月で1エリア、動画3つというペースを、今年2月から5月まで
4ヶ月間守り続けているということ。
地味かもしれませんが、視聴者を飽きさせない素晴らしい仕事だと思います。
 
 
【まとめ】
 
真美と亜美にクローズアップして、語らせていただきましたが、
他のアイマスキャラも、原作から逸脱しすぎないおもしろいキャラ設定に
なっているので、まだ見てない方々には、是非見ていただきたいです。
原作であるアイマスと、2次創作であるニコマスとの絶妙なバランスによって、
突っ込みどころ満載の楽しい架空戦記になっていると思います。
ストーリーはいよいよ、残すボスが2人とラスボスのみ。
今後も楽しみに待たせていただきます。
 
 
7月5日追記
2009上半期ニコマス20選:その4
 
「あの名作がバラエティ満載の架空戦記に生まれ変わった」
20選用の追記です。
と言ってもほとんど上に書いてあるんですけどねw
むしろ、じっ語に参戦と聞いたので、先に書いておこうと考えたわけで(ひどい
 
でも、実はアクトマスターが1話からずっと観た、最初の架空戦記なんですよ。
途中を見て1話から見返した架空戦記は多いですが、最初からずっと観てるのは
これだけです。
その理由は「アクトレイザー」だからです。
 
学生時代、友人の家でプレイしてるのを見ていて、
有野課長のプレイで再燃し、VCで買って去年クリアしたばかりでした。
音楽が良いし、アクションとシミュレーションの両方を楽しめる、凄いゲームでした。
 
そのアクトレイザーが井川KPの手によってコメディへと昇華し、
毎回コメントしながら楽しく観させてもらってます。
 
伏線が色々出てきたりしていよいよ佳境ですね。
生まれ変わった魔物たちはどうなるのか、
魔物たちを強化したのは誰かなど、
ワクワクしながら待とうと思います。