テレビがつまらないと思ってたけど、そんなことはなかった

お正月に実家に帰ったときのことです。
実家のパソコンはリビングに一台で、そこにはテレビもあるので、
さすがに糞晦日を観ることはできませんでしたw
それよりも、家族でテレビを観ているときに
「やっぱりテレビっておもしろいなー」
と思ったことがちょっと不思議でした。
 
今は会社の寮で1人暮らしをして数年経つんですけれど、
テレビを、特にバラエティーを観なくなりました。
ニコニコを観始めたのも1人暮らしを始めてからで、今では
テレビを観る時間がニュース以外でほとんどなくなっています。
だからお正月特有のダウンタウンやナイナイなどの番組を
大笑いしながら観ている自分に少し驚きました。
 
逆に、家族にニコニコのおもしろい動画を見せようとすると、
ディスプレイは小さいし、音もしょぼいので長時間見るのに耐えません。
まあ、この辺りは設備投資で解決できそうですが、もっと根本的な問題もあります。
 
それは「どんなにおもしろい動画もコメントによって不快感を得る危険性がある」こと。
どんなに素晴らしい音楽でも、MADでも、手書き動画でも
コメントで誹謗中傷ができ、風評被害を簡単に与えられることは
大きなデメリットだと思います。
もちろん、コメントを消せばいいだけの話です。
そもそもコメントは個人で観ている時くらいしか楽しめないような気がします。
自分と同じ趣味を持つ人がそこに書き込むわけですから、
共感を得られて、楽しみが倍増するのではないでしょうか。
 
もう1つの問題として「ターゲット層の狭さ」があります。
家族のような年齢も趣味もバラバラな単位には、
ニコニコの動画は受けにくいと思います。
万人受けなんてそんな簡単にできるわけはないですが、
テレビは50年以上の歴史がある分、そこそこのノウハウはあるような気がします。
 
 
まとめると、
テレビは大勢の人が楽しめるような番組を作る。
ニコニコ動画は一部特定の人が楽しめるような動画を作る。

ターゲット層がそもそも違うので、一方が他方を補えることはないと思いました。