週刊アイマスランキングの長期作品の処遇について

10月第5週の「週刊アイドルマスターランキング」で
試験的に長期作品が除外扱いとなりました。
 
週刊アイドルマスターランキング 08年10月第5週
http://www.nicovideo.jp/watch/sm5109442
17:37
 
このことに関して、掲示板にて意見を募っております。
 
「週刊アイドルマスターランキング」掲示
http://jbbs.livedoor.jp/game/41182/
 
この中で私も発言をしましたが、あまりにも不用意だったため、
ちゃんと調べてからもう一度、自分の意見をまとめることにしました。
 
 
そもそも何故、長期作品が増えたのか?
このことに当たってグラフを作成しました。
データについてはこちらを参照いたしました。
 
ニコニコ動画 週刊アイドルマスターランキング データ集wiki
http://www10.atwiki.jp/imas-weeklyrank
 
 

 
上のグラフは今年の4月〜10月の週マスの1位、10位、20位、30位のポイントを
グラフ化したものです。(除外は考慮せず)
ここで20位と30位に注目してもらうため、拡大。
 

 
20位と30位のポイントが大きく下がっています。
赤いラインはニコニコ動画のランキング仕様変更がされた8月のラインです。
20位の4月から10月までの月毎の平均ポイントは順に
1481,1394,1506,1503,856,883,757
 
30位についても順に
1045,1067,1103,850,588,593,481
 
どちらも8月(5番目のデータ)以降、大幅に低下しています。
過去の30位台が現在の20位以上のポイントとなっているわけです。
すなわち、この30位圏内ラインが下がったことによって
毎週コンスタントに再生を獲得する長期作品群が相対的に上がったのでしょう。
 
 
この問題を解決するために私は「ポイント算出式の変更」を提案しました。
確かに20位や30位のラインが上がって長期がランク外へ行くでしょう。
しかし、今回調べていく中でこれは生兵法だと自覚しました。
 
始めのグラフを見てわかる通り、
1位のポイントは8月以降もそれほど変わっていません。
1位のポイントのインフレは異なる反発を招き、得策ではないでしょう。
「ポイント算出式の変更」については
全面的に撤回いたします。

(大事なことなので大きくしました。)
 
 
では、どうすればよいかについて以下に私の意見を述べます。
(一部、掲示板において既出の提案も含まれております。)
 
1:本編を20位からカウントダウン(長期作品込み)
これまでの実績を見ると、30位からではなく、20位からにすることで
長期作品は多くて2作品(08年9月第4週)、他はほぼ1作品になります。
5〜6/30(16〜20%)から1〜2/20(5〜10%)と薄まれば
長期作品への反発も少なくなると思います。
 
しかし、これでは短すぎる上に21〜30位の新作が不遇です。そこで次。
 
2:21位から30位(?)までの新作だけをカウントアップ
「ニューカマー」枠として、長期作品や上昇下降作品も省いた
紹介枠を作る。最低でも30位まで紹介すれば以前との形式上、
大きな問題とはならないと思います。
 
でも、これでは結局長期作品を除外するのと変わりありません。
そこで、最後。
 
3:21位から??位までサムネor静止画+ポイント表記でラッシュ
要は週刊東方ランキングの形式(1作品ずつ静止画+ポイント表記)
もしくは週刊ニコニコランキングや週刊Vocaloidランキングの形式
(4作品ずつサムネ+ポイント表記)でラッシュフィルムのように
紹介をする。これによって「あの作品は何位か」という確認もできます。
さらに、1枚でも画があると印象はかなり違うと思います。
この形式であれば、反発が少ないことも
他ランキングの傾向から大丈夫でしょう。
 
また、除外作品については従来通り、順位表だけで良いと思います。
 
「長期作品と除外作品の待遇をはっきりつけること」と、
「長期作品の紹介を減らすこと」がお互いの妥協点だと思い、
このような案を提示させていただきます。
私の案にも問題はあると思いますので、
より良い方向性を模索していただければ。
 
 
週刊アイドルマスターランキングには多くの一見さんがいらっしゃいます。
08年9月第2週の再生が他の9月のそれに比べ多いのは、
「シビレさせたのは 誰?」が22万再生もされたことが原因だと信じています。
一見さんに易しいことと常連さんを納得させることの両立は難しいでしょうけども、
決して「いつも見てるからいらない」なんて安直な方向にいかないで欲しいです。
(勿論、だからといってネガコメが増えたらそれはそれで嫌ですが…)
今後のより良いランキング作りに役立てれば幸いです。